糸寒天ごはん
糸寒天のみそ汁
糸寒天の
マーボー豆腐
豆乳茶碗蒸し
和菓子や甘味などの素材として古くから親しまれていた寒天。海藻から作られる寒天が、今新たに注目を浴びています。
食生活の欧米化により日本人は食物繊維が不足しがち。食物繊維含有率No.1でローカロリーの寒天をいつもの食事にプラスするだけで、無理なく不足分を補うことができます。また、寒天はおなかの中で膨れるため少量でも満腹感を得ることができます。
寒天を上手に取り入れて、ヘルシーライフを実践してみてください。
今月のレシピ
糸寒天は、海の幸と山の幸の結晶です。日本近海で採れた天草(紅藻類の海藻)と清冽な水、乾燥したおいしい空気、この三拍子が揃ってはじめてできあがります。また糸寒天づくりには、冬に雨や雪が少ないうえ寒さが厳しく、晴天の日が多いという、特殊な気象条件が欠かせません。
この条件にピッタリと合う岐阜県山岡町でつくられた糸寒天は質が高く、全国のシェアでも80%以上を占めています。
1.原料
使用する国内産の天草は一釜あたり乾燥重量にして200kg〜300kgにもなります。
2.水浸〜洗浄
天草の塩分や付着物などをとるために、水槽の中で48時間水に浸し、洗浄器で洗います。
3.煮熟〜ろ過
鉄釜でじっくり12時間煮出して天草のエキスを抽出し、ろ過します。
残った天草は肥料として再利用されます。
4.凝固
ポンプから専用の型に流し込み、室温で18〜20時間かけて凝固させます。
5.切断
固まったものを羊かん状に切ります。これを型ごと戸外の乾燥場まで運んでいきます。
6.突き出し
よしずの上にところてんのように天筒で突き出し、手で同じ厚みに広げていきます。
7.凍てとり
氷点下0℃になった時、氷を振りかけます。振りかけた氷から凍らせることにより、上質の寒天に仕上がります。
8.凍結乾燥〜完成
凍結、乾燥を2週間ほど繰り返すことにより、水分が蒸発し乾燥した寒天となります。
その後、選別したのち出荷されます。
韓国の糸寒天協力工場
日本と同様の良質の天草がとれる韓国では、昭和の初期(戦前)の植民地時代に、日本から製法が持ち込まれ、日本人の手で寒天づくりがはじまりました。その技術は今日に受け継がれ、質の高い製品を安定供給する、重要な生産拠点の一つとなっています。
●水で戻す場合 サラダや酢の物・おひたし・あえもの・スープ等にご利用いただけます。
水洗い後、水に10〜30分
つけもどします。
(お急ぎの時はぬるま湯に
5分程つけもどしてください)
水きりをし、料理に
合わせた長さに切ります。
●煮溶かす場合
上記1・2の要領で水きり後、
分量の水で形がなくなるまで
煮溶かしてください。
※
砂糖を使用するものは寒天が完全に溶けてから入れてください。
※
果物・果汁・フルーツ缶詰等酸味のある食品を使用するものは寒天が完全に溶けてから火を止め、
60〜70℃に冷めてから入れてください。
※
寒天4gに400〜600が目安です。水分量で硬さが変わります。